サイディングボードの素材はセメントに繊維質を練りこんだものです。耐火性に強くデザインも豊富なため需要が高く新築の10棟のうち7棟は窯業系サイディング外壁だと言われています。しかしながら過去にはアスベストが使用されていました。 含有率は4%〜22%、2004年以降は法律により禁止され使われなくなりました。築10年以上の塗り替えた対象のサイディングの外壁にはほとんどアスベストが含まれています。
新品のサイディングボードの表面には防水コーティングが施してありますが、経年劣化により水を吸い込むようになってきます。水を吸ったサイディングボードは温度変化によて変形したり、割れることもあり、水が入るケースも少なくはありません。やはり定期的に塗装が必要な素材であることは間違いありません。

特に傷みやすい箇所はサイディングボードのつなぎのコーキング(シーリング)と呼ばれる部分です。コーキングは建物が揺れた時にクッションの役割をするものですが、コーキングをすることによって隙間から雨や水が入らないように防水することが最も重要な目的なのです。コーキングは紫外線に弱くコーキングの種類によっては5年くらいからヒビ割れ始めます。
←左の写真は新築から8年目のコーキングです。
サイディングボードの劣化
サイディングボードの変形、反り
ひどいカビ・藻の発生
コーキングの割れの他に、このような状況が家の外壁のどこかに見られたら、早めに、塗り替え・外壁塗装を検討されて下さい。どれも防水に関係することだからです。建物に水が入ってしまう(建物内部に漏水すると)大きな工事になってしまうケースがあります。信用のおける業者さんに『無料診断』してもらうのも良いと思います。
砂(細骨材)とセメントと水とを練り混ぜて作った外壁です。塗り壁・左官・吹きつけなど仕上げ方が多彩なため様々な風合いのある仕上がりができます。20年ほど前に主流な外壁でした。(最近、また流行っているようでお洒落な模様・テクスチャーの付いた新築をよく見かけます。輸入住宅の仕上げ等で多い気がします) モルタル壁の問題はヒビ割れることです。当然、ヒビ割れを放っておくと雨水が入り込んで建物を急速に劣化させます。

ヒビ割れの他、表面がザラ付いた仕上がりが多いため、カビも生えにくいとは言えません。カビの中には健康上問題のあるものもあるので出来るだけ生えない方が良いです。