打放しコンクリート仕上げとは
打放しコンクリートは、外壁の仕上げの一種です。現場打ちコンクリートの型枠を外した直後のむき出しのままの状態をもって仕上げとする手法です。単純に「打放し」とも呼ばれます。打放しコンクリートは、表面の保護材を持たないため、風雨に弱く、雨水の浸透による劣化や黒カビ・藻などによる汚れが心配されるため、撥水剤の塗布が普通でしたが、最近は長期間保護するため見た目を損なわない塗装が行われるようになりました。
打放しコンクリート塗装について
最近はコンクリートの素材感を損なわず塗装することで雨水の侵入などから保護することが主流となってきました。この新しいコンクリート保護工法だと下地の補修跡も目立たず、長期間美観を保つことができます。この工法は、打放しコンクリートの素材感、質感を独自の塗装で復旧する工法です。耐候性に優れるとともに、コンクリートの中性化を抑制します。また、下塗りから上塗りまでオール水性塗料、ローラー施工が可能で、現場作業性、安全性に優れています。